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§17 · 10 項目

家に高齢者がいる場合

高齢の家族の後見、遺言、お金は、どう前もって手配しておけばよいか?

この節のうち日本でも当てはまる項目です。

老人がしっかりしているうちに、将来の後見人を書面で指定しておく

老人の頭がまだはっきりしているうちに、数百元を払って公証処で書面を作り、将来誰が後見人になるかを書いておいてください。この書面がないと、老人が自分で判断できなくなったとき、誰が代わりに署名するのか、誰が代わりにお金を管理するのかは、裁判所が指定することになります。家族の意見がまとまらないと、さらに時間がかかります。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • お金

老人のお金は別口座に分け、高額の支出には二人で確認するルールを決める

老人をだます人は、まず小さな贈り物や気遣いで信頼を積み上げ、そのあと一度に大金をだまし取ることがよくあります。詐欺師はまた、「誰にも言わないで」と念を押すことも多いです。あらかじめ「この金額を超える支出は、まず誰かに一言伝える」というルールを決めておいてください。そうすれば家族は事情を知ることができ、お金を出すのも先延ばしになります。

  • コスパ高
  • 根拠 B
  • お金
  • 対象:高齢の家族がいる、60歳以上

老人に、いつでも口にできる断りの一言を用意しておく:「家族と相談してから決めます」

押し売りや詐欺は、その場の圧力によって、考える前に払わせることに頼っています。人は感情が高ぶると、誇張された広告を信じやすくなり、老人は若い人よりも説得されやすいです。あらかじめ老人と「家族と相談してから決めます」という一言を決めておいてください。老人はいつでもその言葉を口にでき、その場で逃げ道があり、家に帰って落ち着いてから決められます。

  • コスパ高
  • 根拠 B
  • お金
  • 対象:高齢の家族がいる、60歳以上

老人に先にお金を払わせる「投資型の老後」にはどれも手を出さない:会員カード、ベッドの予約、老人マンションの購入、移住型の老後、高齢者向け商品の購入は、同じ違法な集資である

老人に先に払わせたうえで見返りを約束する老後の名目は、どれも同じ詐欺の手口です。会員カード、ベッドの購入、老人マンションの購入、移住型の老後、高齢者向け商品の即売会などが挙げられます。規定により、このお金は損をしても自分で負うしかありません。老人マンションの入居予約を名目に1.36億元を集め、2100人以上を被害に遭わせた人物もいます。止められるのは、お金を出す段階だけです。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • お金
  • 対象:高齢の家族がいる、60歳以上

家族に長く寝たきりの人がいたら、床ずれを最大の敵とみなす:電動のエアマットを使い、定期的に体の向きを変え、毎日骨の出っ張った部分を一通り確認する

股関節骨折の手術の前にすでに床ずれがあった高齢者は、30日以内に亡くなる可能性が約2割高くなります。電動エアマットに替えると、新たに床ずれができる人が約6割減ります。定期的な体位変換をきちんと行えば、約7割減ります。長時間うつ伏せにさせないでください。毎日、仙骨・尾骨、かかと、股関節、肩や背中を一通り見て、押さえても消えない赤みがあれば、その日のうちに看護師か医師に相談してください。

  • コスパ普通
  • 根拠 B
  • 寿命

老人の白内障が歩行に支障をきたしているなら、眼科で評価を受けて手術を検討する。両眼とも白内障がある場合は、二つ目の目の手術を先延ばしにしすぎない

70歳以上の女性が、最初の片眼の白内障手術を早く受けると、1年間の転倒回数が約34%少なくなり、骨折する人も減りました。ただし、転倒した人の数は減っていません。二つ目の目を手術するかどうかで、転倒に明らかな差は見られませんでした。手術を受けた高齢者は、1年以内の大腿骨骨折が約16%少なくなりました。

  • コスパ普通
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 異論あり
  • 対象:高齢の家族がいる、60歳以上

家族の老人が犬を散歩させるときは、リードを手のひらで握って手首に巻きつけず、リードを短くし、犬が前へ勢いよく飛び出さないよう訓練しておく

アメリカでは、65歳以上の人が犬の散歩中に転んで骨折した件数が、1年あたり約1700人から約4400人に増えました。その約8割は女性です。股関節は最も多い骨折部位で、約3割は入院が必要です。犬のリードでけがをした人の約4分の3は、リードを手に巻きつけた状態で犬に引っ張られたことによるものでした。そこで、リードは手のひらで握り、短くして、犬が前へ飛び出さないよう訓練してください。

  • コスパ普通
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 対象:高齢の家族がいる、60歳以上

中国本土のみ 3 項目

以下は中国本土の制度の話で、日本には当てはまりません。中国で暮らす人の参考用です。