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§16 · 9 項目

慢性病とともに生きる

慢性病と診断されたら、長期的にどう管理し、出費をどう抑えるか?

この節のうち日本でも当てはまる項目です。 この節は健康と薬の話です。一般的な情報で、医師の診断や処方の代わりにはなりません。

薬は医師の指示どおり最後まで飲み切る。調子が良くなったからといって止めない

医師の指示どおりに薬を飲み切った人は、同じ期間に死亡する可能性が、飲んだり飲まなかったりした人のおよそ半分です。ただし、この数字は割り引いて見る必要があります。偽薬(ニセ薬)を飲み切った人も死亡率が低く、薬を欠かさず飲める人はもともと健康に気をつけている、という要素が一部の効果に含まれていることを示しています。それでも、薬を止めることの害は確かです。特に降圧薬、抗凝固薬、移植後の拒絶反応を抑える薬では、その害が大きくなります。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 異論あり

再診は医師が決めた間隔で受け、毎回の検査値は同じノートに記録する

慢性病で見るべきなのは、ある期間の経過の変化であって、ある一回の数値ではありません。家で血圧を測るだけでは、それだけで血圧は下がりません。測った数値を医師に見せ、医師がそれをもとに薬を調整して初めて、血圧はより大きく下がります。病院を変えるときも、互換認証マークが付いた検査結果は、病院が再検査を求めてはいけません。

  • コスパ普通
  • 根拠 B
  • 寿命

民間療法や健康食品を試すために、正規の治療を止めない

本来なら治せたがんでも、代替療法だけを行い、正規の治療を受けなかった人は、死亡のリスクが正規の治療を受けた人の2.5倍でした。治療を続けながら補完療法も併用していた人は、途中で手術、化学療法、放射線治療を断ることが多く、その分、余計な死亡が生じています。一部の薬草は、拒絶反応を抑える薬や抗凝固薬の働きを弱めることがあるため、飲む前に主治医に確認してください。

  • コスパ高
  • 根拠 B
  • 寿命

糖尿病と診断されたら眼底検査を一度受け、以後は医師が決めた間隔で受ける。足は毎年一度検査する

糖尿病は眼底と足を傷つけますが、視力が失われたり、足が壊疽になったりする前には、ほとんど自覚症状がありません。早く見つかれば、まだ治療の余地があります。2型糖尿病は、診断された時点で一度、散瞳眼底検査を受けてください。1型は発症から5年後に検査を始めます。一、二回検査して問題がなく、血糖もコントロールできている場合は、一〜二年に一度に間隔を広げてもかまいません。足は毎年検査してください。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命

腎結石になったら、水を1日2.5〜3リットル飲み、塩分は6グラム以内に抑える

初めてカルシウム結石(钙结石)ができた人が、何もしなければ、5年のうちに約4分の1が再発します。毎日十分な水を飲んでいた人は、5年のうちに再発したのは一割強で、半分以上減りました。英国のガイドラインが示す目安は、1日2.5〜3リットルの水を飲み、塩分は6グラム以内です。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命

痛風と診断されたら、長期的に尿酸を下げる薬を飲み、血清尿酸値を360 µmol/L以下に下げて、その値を保つ

痛風では、長期的に尿酸を下げる薬を飲み、尿酸を360 µmol/L以下に下げ続ける必要があります。痛むときだけ痛み止めを飲むのでは足りません。検査結果をもとに看護師が薬の量を調整した患者では、2年後に95%が目標に達し、通常の診療を受けた人は30%にとどまりました。目標に達した後も、薬は止めてはいけません。食事制限だけではこの値まで下がらず、禁酒をしても下がるのは1.6 mg/dLほどです。

  • コスパ普通
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 異論あり

中国本土のみ 3 項目

以下は中国本土の制度の話で、日本には当てはまりません。中国で暮らす人の参考用です。