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§20 · 14 項目

生まれたばかりの赤ちゃんの育て方

赤ちゃんが生まれた直後に、特に知っておくべきことは何か?

この節のうち日本でも当てはまる項目です。 この節は健康と薬の話です。一般的な情報で、医師の診断や処方の代わりにはなりません。

乳児期の子どもは仰向けに寝かせ、硬い平面に寝かせ、同じ部屋でも別のベッドにし、ベッドには柔らかいものを一切置かない

子どもが乳児のうちは、顔を上にして仰向けに寝かせ、硬い平面で寝かせてください。大人と子どもは同じ部屋で寝てもかまいませんが、同じベッドで寝てはいけません。ベッドには枕、掛け布団、ベッドガード、ぬいぐるみ、形を保つ枕(定型枕)を置かないでください。傾いたゆりかごやベビーチェアは座らせるためのもので、寝かせる場所にはしません。米国だけでも、毎年約3500人の乳児が睡眠中に亡くなっています。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

生後24時間以内にB型肝炎ワクチンの1回目を接種する

生後24時間以内に、B型肝炎ワクチンの1回目を接種してください。乳幼児期にB型肝炎に感染した人のうち、約95%が慢性肝炎に移行します。成人になってから感染した場合は、大多数が自然に治ります。ですから、この1回目は早く打つほど効果があります。母親のB型肝炎表面抗原が陽性の場合は、子どもにB型肝炎免疫グロブリンも同時に投与します。

  • コスパ最高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

国家免疫プログラム(免疫规划)で定められたワクチンを打ち漏れなく接種する。全期間無料で、接種が遅れた場合は未完了の回数だけを補う

国家免疫プログラムのワクチンは全期間無料で、接種機関がお金を取ることはできません。子どもを保育園や学校に入れるときは予防接種証(预防接种证)を確認するため、打ち漏れがあれば見つかり、補うことになります。打ち漏れた場合は、残っている回数だけを補えばよく、最初からやり直す必要はありません。メーカーが変わっても、続きを打てます。湿疹、じんましん、アレルギー性鼻炎、ぜんそくは、病状が安定していれば接種できます。新生児黄疸も同じです。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、3〜18歳の子がいる、妊娠中・妊活中

生後6か月までは母乳だけにし、水も与えない。6か月から離乳食を加え、母乳は続ける

生まれて1時間以内に授乳を始めてください。生後6か月までは母乳だけにし、水も与えません。6か月になったら離乳食を始め、毎日、鉄分の多い動物性食品を含めてください。母乳は2歳以上まで続けてかまいません。母乳が足りない、または与えられない場合は、粉ミルクを使ってください。自分を責める必要はありません。何を与えるかが子どもの安全に与える影響は、寝かせ方ほど大きくはありません。

  • コスパ普通
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

粉ミルクは70℃以上のお湯で溶き、冷ましてから与え、飲み残しは捨てる

粉ミルクは無菌ではなく、サカザキ菌(阪崎克罗诺杆菌)が含まれている場合があります。新生児が感染した場合、報告されている致死率は4割から8割です。溶かすときは、まず哺乳瓶に熱湯を入れ、湯温が約73.8℃まで下がってから粉ミルクを入れてください。この時点でミルクの液温はまだ70℃以上で、この菌を元の十万分の1以下まで減らせます。熱湯を使うとビタミンCは少し減りますが、検査された粉ミルクは、なお基準を満たしています。溶かしたら冷まして与え、飲み残しは捨ててください。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 異論あり
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

満1歳未満には蜂蜜を与えない

1歳未満の子どもには、蜂蜜を与えないでください。蜂蜜湯、離乳食に混ぜた蜂蜜、蜂蜜入りのお菓子も含みます。蜂蜜にはボツリヌス症(肉毒中毒)を起こす細菌が含まれることがあります。大人の腸内細菌群はこれを抑えられますが、乳児は抑えられません。家庭で作る漬物や発酵食品も、同じ理由で与えないでください。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

出生時のビタミンK注射は必ず受ける

新生児の体内に蓄えられているビタミンKはわずかです。補わないと出血することがあり、遅れて現れるタイプは多くの場合、頭蓋内出血(頭の中の出血)になります。この注射が広く行われていない地域では、新生児10万人あたり478人がこの出血を起こしています。注射をすれば、その発症を78%以上減らせると見込まれています。中国国内の正規の病院では通常行われています。自宅出産や、正規でない施設で出産した場合は、打ったかどうかを必ず確認してください。

  • コスパ最高
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

生後3か月未満の乳児は、体温が38℃に達したら家で様子を見ず、そのまま病院へ行く

生後3か月未満の子どもは、体温が38℃に達したら、そのまま病院へ行ってください。家で様子を見てはいけません。解熱剤を先に飲ませて、しばらく待つこともしないでください。この月齢の子どもは、重い細菌感染でも発熱だけの症状で現れることがあります。ですから「元気そうに見える」は、家で待つ理由にはなりません。生後8日未満の子どもは、ガイドラインの対象にさえなっていないので、なおさら直ちに受診してください。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

どんなに疲れていても、どれほど腹が立っていても、乳児を揺さぶらない

乳児は頭が大きく、首の筋肉がまだ弱いです。強く揺さぶると頭蓋内や眼の中(網膜)に出血が起こり、命を奪うこともあれば、一生の障害を残すこともあります。寝かしつけのときに軽く揺らすことは問題ありません。危険なのは、制御できないほど激しく揺さぶることです。感情を抑えられなくなりそうなときは、子どもをベビーベッドに戻し、数分間その場を離れてください。抱いて揺らすより、少し泣かせておくほうがずっと安全です。

  • コスパ高
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

紙おむつは銘柄ではなく、3点で選ぶ:体に合うか、こまめに替えられるか、抜き打ち検査で通報されていないか

公的機関が「どのブランドがいちばん良いか」をランキングしたことは、ありません。確認できるのは2つだけです。国家市場監督管理総局(市场监管总局)の製品品質抜き打ち検査の通報と、監督部門が個別の事案について行った調査です。高いからといって安全とは限りません。輸入品だからといって基準を満たしているとも限りません。まず小さいパックで1週間試し、子どもにおしりのかぶれや締め付けの跡がないかを見てから、まとめ買いしてください。

  • コスパ普通
  • 根拠 C
  • お金
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

大きな用品は「借りる、中古を買う、新品を買う」の順に考え、一度にそろえない

ベビーカー、抱っこ用の布団、おもちゃは使う期間が短いので、まず借りてください。借りられなければ中古を買い、新品を買うのは最後です。中古のチャイルドシートは、大きな事故を起こしていないこと、リコールされていないこと、部品がそろっていることを確かめてください。確認できないものは使わないでください。ほかの家で使われていたマットレスで寝かせると、乳児突然死症候群のリスクがおよそ3倍になることと関連しています。マットレスは新品を買ってください。

  • コスパ普通
  • 根拠 C
  • お金
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

重い湿疹や卵アレルギーがある子どもは、ピーナッツを避けず、医師の指導に従って早めに始める。ただし丸ごとは絶対に与えない

重い湿疹や卵アレルギーのある乳児は、生後4〜11か月から定期的にピーナッツを食べると、5歳の時点でピーナッツアレルギーになるのは1.9%、完全に避けた場合は13.7%です。皮膚試験ですでに軽い反応が出ていた子どもは、食べたグループでは10.6%、避けたグループでは35.3%でした。始める前に、まず医師に診てもらってください。丸ごとのピーナッツは絶対に与えないでください。気道を詰まらせるおそれがあります。

  • コスパ高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

新生児黄疸の危険なサインに注意する。出生後24時間以内に黄色くなる、だんだん濃くなる、呼びかけても起きず授乳しない、便が白っぽい場合は、その日のうちに病院へ行く

新生児の8割以上は多少黄色くなり、多くは自然に治ります。生後24時間未満で黄色くなった場合、またはだんだん濃くなった場合、普段より眠りがちで呼んでも起きない、授乳しない、体がぐにゃぐにゃか硬いといった場合は、その日のうちに病院へ行ってください。便が白っぽい場合は、胆道閉鎖症の可能性があるため、できるだけ早く検査を受けてください。ビリルビンが高すぎると脳に障害を与え、一生の障害を残すことがあります。

  • コスパ高
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中

妊娠中・授乳中に菜食をしているなら毎日ビタミンB12を補う。子どもの離乳食には動物性食品を入れる。完全菜食にするなら先に医師に相談する

ビタミンB12はほとんど肉、卵、乳製品にしか含まれていません。母親が完全菜食で、かつ補っていなければ、母乳にも不足が生じ、子どもは生後4〜8か月頃に問題が出ることが多いです。発育不良になり、発達が遅れ、長引くと神経の障害が元に戻らないことがあります。子どもの離乳食には、毎日動物性食品を入れてください。

  • コスパ普通
  • 根拠 B
  • 寿命
  • 異論あり
  • 対象:妊娠中・妊活中、3歳未満の子がいる