薬は医師の指示どおり最後まで飲み切る。調子が良くなったからといって止めない
- コスパ高
- 根拠 A
- 寿命
- 異論あり
- お金ゼロ
- 数分でできる
- 長く続ける
ひとことで
医師の指示どおりに薬を飲み切った人は、同じ期間に死亡する可能性が、飲んだり飲まなかったりした人のおよそ半分です。ただし、この数字は割り引いて見る必要があります。偽薬(ニセ薬)を飲み切った人も死亡率が低く、薬を欠かさず飲める人はもともと健康に気をつけている、という要素が一部の効果に含まれていることを示しています。それでも、薬を止めることの害は確かです。特に降圧薬、抗凝固薬、移植後の拒絶反応を抑える薬では、その害が大きくなります。
- コスト
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お金はかかりません。むしろ、後で合併症を治すための費用が省けます。毎日薬を飲むのに何分もかかりませんが、難しいのは毎日欠かさず飲み続けることです。
- 得られるもの
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21件の研究、46,847人をまとめて分析(メタアナリシス)したところ、薬を飲んだり飲まなかったりした人と比べて、指示どおり飲み切った人は、同じ期間の死亡の可能性が約44%低いことが分かりました。元の値はオッズ比(比率比)0.56、95% CI 0.50〜0.63(信頼区間)です。実際に効果のある治療だけに絞ると、約45%低くなりました(0.55、0.49〜0.62)。
- 補足
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議論のある数字です。この本の中で最も割り引いて見る必要がある数字の一つです。同じ総合分析では、偽薬を飲み切った人も死亡率が低くなっていました(0.56、0.43〜0.74)。これは、効果の相当部分が「薬を続けられる人は、もともと健康に気をつけている」という要因から来ていることを示しています。著者はこの要因を健康的な服薬者効果(健康的服薬者バイアス)と呼んでいます。ただし、薬を止めること自体の害は明確です。特に降圧薬、抗凝固薬、移植後の拒絶反応を抑える薬では、その害がはっきりしています。
- 根拠のレベル
- A : メタ分析・大規模コホート・ランダム化試験の具体的な数字がある。法律・制度は条文や公式資料に当たっている.
- 出典
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- Simpson SH, Eurich DT, Majumdar SR, et al. (2006). A meta-analysis of the association between adherence to drug therapy and mortality. BMJ, 333(7557), 15. https://doi.org/10.1136/bmj.38875.675486.55
この項目に触れている項目
中国語の原書からの翻訳です。 原書 第 16 節 第 1 項. この節は健康と薬の話です。一般的な情報で、医師の診断や処方の代わりにはなりません。 内容が古くなっている場合があり、制度は地域によって違います。実際に手続き・受診・裁判をするときは、窓口・医師・弁護士の説明に従ってください。 免責事項