本文へ

重い病気と告げられた最初の1週間は、報告書を一人で受け取りに行かず、治療以外の大きな決定は先送りする

  • コスパ最高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • お金ゼロ
  • 数分でできる
  • 気力いらず

いま死にたい気持ちがあるなら、いのちSOS(0120-061-338)に電話してください。命の危険があるときは119番へ。

ひとことで

がんと診断された最初の1週間は、がんと診断されていない人に比べて自殺の確率が12.6倍、心血管疾患で亡くなる確率が5.6倍になります。1年目には自殺のリスクが3.1倍まで下がりますが、治療が難しいがんほど、この傾向がはっきりしています。そのため、報告書を受け取る日は誰かを連れていき、帰宅後も一人で過ごさないようにしてください。退職や家の売却などは、次の外来の時まで待ってください。

コスト

お金はかかりません。報告書を受け取るのに付き添ってくれる人を探してください。治療以外の大きな決定は数日先送りしてください。

得られるもの

スウェーデンの全国登録データで、1991〜2006年の607万人以上(6,073,240人)を追跡しました。がんと診断されていない人と比べると、診断後最初の1週間の自殺の相対リスクは12.6(95%CI 8.6〜17.8)、つまりおよそ12.6倍でした。真の倍率はおおむね8.6〜17.8倍の範囲にあると考えられます。この1週間の発生率は1000人年あたり2.50件、つまり1000人を1年間観察すると2.5件です(1000人年は、1000人を1年間追跡した量の単位です)。1年目には3.1(2.7〜3.5、1000人年あたり0.60件)、つまりおよそ3.1倍まで下がりました。心血管死亡は、最初の1週間が5.6(5.2〜5.9、1000人年あたり116.80件)、つまりおよそ5.6倍でした。最初の4週間は3.3(3.1〜3.4、1000人年あたり65.81件)、およそ3.3倍でした。リスクの上昇は、診断後1年以内に急速に下がります。治療が難しく、生存率の低いがんほど上昇が大きくなりました。同じ患者を時期別に比べても、結論は同じでした。

補足

これはがん患者のデータです。ほかの重大な診断については、同等の根拠になる原文はありません。自殺で亡くなる人は実際には多くありません(最初の1週間の自殺率は1000人年あたり2.50件、つまり1000人が1年間で2.5件です)。この数字を書いたのは怖がらせるためではなく、「知らされた直後の数日」には誰かがそばにいる必要があることを示すためです。診断後の長期の管理、医療費の払い戻し、再検査については第16節と第24節を見てください。付き添ってくれる人が見つからない場合は第29節第6項を見てください(「その人」を近所の人や地域の名簿に置き換えて考えてください)。

根拠のレベル
A : メタ分析・大規模コホート・ランダム化試験の具体的な数字がある。法律・制度は条文や公式資料に当たっている.
出典
  1. Fang F, et al. (2012). Suicide and cardiovascular death after a cancer diagnosis. New England Journal of Medicine. https://doi.org/10.1056/NEJMoa1110307

中国語の原書からの翻訳です。 原書 第 29 節 第 2 項. 内容が古くなっている場合があり、制度は地域によって違います。実際に手続き・受診・裁判をするときは、窓口・医師・弁護士の説明に従ってください。 免責事項