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大切な人を亡くした直後の数日は一人にならず、心臓病・高血圧・糖尿病の人は薬をいつもどおり飲み、胸が押さえつけられるように痛んだら120(中国の救急番号)を呼ぶ

  • コスパ最高
  • 根拠 A
  • 寿命
  • お金ゼロ
  • 数分でできる
  • 気力いらず

いま死にたい気持ちがあるなら、いのちSOS(0120-061-338)に電話してください。命の危険があるときは119番へ。

ひとことで

大切な人が亡くなった翌日は、心筋梗塞の発症率が普段の21.1倍になり、その後は日を追って下がっていきます。60〜89歳の人は、配偶者を亡くした後30日以内に心筋梗塞や脳卒中になる割合がおよそ2倍になり、1か月後には元に戻ります。もともと心臓や血管の病気がある人は、この数日も薬を止めないでください。胸が押さえつけられるように痛む、息が苦しい、体の片側の手足に力が入らないといった症状があれば、すぐに120(中国の救急番号)を呼んでください。

コスト

お金はかかりません。この数日は一人にならず、薬もいつもどおり飲みます。

得られるもの

1985人の急性心筋梗塞患者について、同じ人の発症前後の時間帯を、その人自身と比べる方法で調べました。そのうち270人(13.6%)は発症前6か月以内に大切な人を失っており、19人は発症の1日以内に失っていました。大切な人が亡くなってから24時間以内では、急性心筋梗塞の発症率が21.1倍に上がりました(95%CI 13.1〜34.1、真の倍率はおおむね13〜34倍の範囲にあると考えられます)。その後は日ごとに下がっていきます。人数に直すと、10年間の心筋梗塞リスクが5%の人では、大切な人を失ったばかりの1394人につき1人多く発症します。リスクが20%の人では、320人につき1人多くなります。

英国の別の研究では、60〜89歳の配偶者を亡くした30447人と、条件の近い対照83588人を比べました。配偶者を亡くした後30日以内に心筋梗塞または脳卒中になったのは、配偶者を亡くした側で50人(0.16%)、対照側で67人(0.08%)でした。IRRは2.20(1.52〜3.15)で、発症の確率は対照のおよそ2.2倍です。内訳は、心筋梗塞が2.14(1.20〜3.81)でおよそ2.1倍、脳卒中が2.40(1.22〜4.71)でおよそ2.4倍です。30日を過ぎると影響は弱まります。90日以内には他に2種類の病気も見られました。1つは非心筋梗塞性の急性冠症候群(心臓への血流が急に悪くなるが、心筋梗塞とまでは言えない病気)で、IRRは2.20(1.12〜4.29)です。もう1つは肺塞栓症(血の塊が肺の血管を詰まらせる病気)で、IRRは2.37(1.18〜4.75)です。

補足

薬の管理は誰かに任せ、自分の記憶に頼らないでください。この数日は長距離運転をしないでください。お酒で紛らわせないでください。お酒の害は第2節を見てください。心筋梗塞や脳卒中の見分け方と、救急車の呼び方は第13節を見てください。どちらの研究も、人口データを後から振り返ったもので、そのうちどれだけの人がもともと発症しやすかったのかは区別できません。ただ、二つの研究の方向と時間帯は一致しています。薬の管理を任せる人がおらず、この数日を一人で家の中で過ごすことになる人は、第29節第6項を見てください。

根拠のレベル
A : メタ分析・大規模コホート・ランダム化試験の具体的な数字がある。法律・制度は条文や公式資料に当たっている.
出典
  1. Mostofsky E, et al. (2012). Risk of acute myocardial infarction after the death of a significant person in one's life: the Determinants of Myocardial Infarction Onset Study. Circulation. https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.111.061770
  2. Carey IM, et al. (2014). Increased risk of acute cardiovascular events after partner bereavement: a matched cohort study. JAMA Internal Medicine. https://doi.org/10.1001/jamainternmed.2013.14558

中国語の原書からの翻訳です。 原書 第 29 節 第 1 項. 内容が古くなっている場合があり、制度は地域によって違います。実際に手続き・受診・裁判をするときは、窓口・医師・弁護士の説明に従ってください。 免責事項