粉ミルクは70℃以上のお湯で溶き、冷ましてから与え、飲み残しは捨てる
- コスパ高
- 根拠 A
- 寿命
- 異論あり
- 対象:3歳未満の子がいる、妊娠中・妊活中
- お金ゼロ
- 数分でできる
- 少し気力
ひとことで
粉ミルクは無菌ではなく、サカザキ菌(阪崎克罗诺杆菌)が含まれている場合があります。新生児が感染した場合、報告されている致死率は4割から8割です。溶かすときは、まず哺乳瓶に熱湯を入れ、湯温が約73.8℃まで下がってから粉ミルクを入れてください。この時点でミルクの液温はまだ70℃以上で、この菌を元の十万分の1以下まで減らせます。熱湯を使うとビタミンCは少し減りますが、検査された粉ミルクは、なお基準を満たしています。溶かしたら冷まして与え、飲み残しは捨ててください。
- コスト
-
お金はかかりません。毎回、数分余計に待って、ミルクを冷まします。難しいのは、子どもが空腹で泣いているときも、湯の温度が下がるまで待つことです。
- 得られるもの
-
粉ミルクは無菌ではなく、サカザキ菌(阪崎克罗诺杆菌)が含まれている可能性があります。新生児が感染した後の致死率は、報告では40%から80%です。実験研究では、哺乳瓶にまず熱湯を入れ、湯温が約73.8℃まで下がってから粉ミルクを加えると、ほとんどの場合、ミルクの温度は70℃以上に保たれることが示されています。こうすると、この菌を5対数オーダー以上減らし、元の十万分の1以下にできます。熱湯を使う場合の代償について、2006年に世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)の専門家会議が見たデータでは、熱湯で溶かすとビタミンCだけが明らかに減り、4種類の粉ミルクで5.6%から65.6%減少しました。粉ミルクは製造時にビタミンCをあらかじめ多めに加えてあり、最も減少した種類でも、溶いた後に100kcalあたり9.0mgが残っており、国際食品規格(コーデックス)の下限8mgを上回っていました。会議が参照した研究はこの1件だけだったため、この点について結論は出していません。
- 補足
-
論点:ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は2022年の意見で、正期産で健康な乳児には20〜50℃の水で調乳すれば足りるとしています。多くのメーカーが缶に書いているのも40〜50℃だと述べています。その理由は、70℃の湯は哺乳瓶の中で急速に冷め、実際に殺菌される菌は計算上の数よりずっと少ないこと、熱湯は栄養を一部失わせること、冷まさずに与えると子どもがやけどすることです。欧州小児消化器・肝臓・栄養学会も2004年に、熱湯での調乳に賛成していません。ビタミンや粉ミルクに加えられたプロバイオティクスを壊すおそれがあるためです。世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)は、現在も70℃以上を勧めています。最もリスクが高いのは、早産児、出生体重2500g未満の子ども、生後2か月未満の子ども、免疫力の弱い子どもです。この場合は70℃で調乳するか、医師に相談してください。正期産で健康な乳児は、缶に書かれた温度で調乳すれば、ドイツの意見では感染リスクは極めて低いとされています。70℃という基準は公衆衛生のガイドラインに由来します。Bearyらの原文は「高リスクの乳児の養育者向けの公衆衛生ガイドラインは、微生物を失活させるため、少なくとも70℃(158℉)に加熱した水で調乳するよう勧めている」です。保温ボトルに一日入れてあった湯で溶かさないでください。また、溶いたミルクを室温に置いて、次の授乳まで取っておかないでください。
- 根拠のレベル
- A : メタ分析・大規模コホート・ランダム化試験の具体的な数字がある。法律・制度は条文や公式資料に当たっている.
- 出典
-
- Beary MA, Daly SE, Baker J, Snyder AB (2025). Assessing Hot Water Reconstitution Instructions and Labeling of Powdered Infant Formula to Ensure Cronobacter spp. Reduction. Journal of Food Protection, 88(9), 100571. https://doi.org/10.1016/j.jfp.2025.100571
- Sima WG, Legesse T, Girma S, et al. (2025). Emerging microbial risks: Cronobacter sakazakii in powdered infant formula for infants under six months of age in Ethiopia. BMC Microbiology, 26, 307. https://doi.org/10.1186/s12866-025-04380-y
- World Health Organization & FAO (2007). Safe preparation, storage and handling of powdered infant formula: guidelines. https://www.who.int/publications/i/item/9789241595414
- Bundesinstitut für Risikobewertung (2022). Recommendations for the hygienic preparation of powdered infant formula. Updated BfR Opinion No. 009/2022. https://doi.org/10.17590/20220510-104706
- Agostoni C, Axelsson I, Goulet O, et al. (2004). Preparation and handling of powdered infant formula: a commentary by the ESPGHAN Committee on Nutrition. Journal of Pediatric Gastroenterology and Nutrition, 39(4), 320-322. https://doi.org/10.1097/00005176-200410000-00002
- Silano M, Paganin P, Davanzo R (2016). Time for the 70 °C water precautionary option in the home dilution of powdered infant formula. Italian Journal of Pediatrics, 42, 17. https://doi.org/10.1186/s13052-016-0228-9
- Losio MN, Pavoni E, Finazzi G, et al. (2018). Preparation of Powdered Infant Formula: Could Product's Safety Be Improved? Journal of Pediatric Gastroenterology and Nutrition, 67(4), 543-546. https://doi.org/10.1097/MPG.0000000000002100
中国語の原書からの翻訳です。 原書 第 20 節 第 5 項. この節は健康と薬の話です。一般的な情報で、医師の診断や処方の代わりにはなりません。 内容が古くなっている場合があり、制度は地域によって違います。実際に手続き・受診・裁判をするときは、窓口・医師・弁護士の説明に従ってください。 免責事項