先延ばしは努力不足ではなく、つらさからの逃避と捉える
- コスパ普通
- 根拠 A
- 時間と気力
- お金ゼロ
- 数分でできる
- 少し気力
ひとことで
先延ばしは、怠け癖や性格とはあまり関係がありません。先延ばしをするかどうかを最もよく表すのは、その仕事がどれほど嫌なものか、自分にできると感じているか、目の前の誘惑にどれほど流されやすいかです。ですから役に立つのは、仕事をつらくなくすこと、最初の一歩を小さくすることであって、自分を責めてから無理やり取りかかることではありません。
- コスト
-
お金はかかりません。変えるのは判断の向きだけです。まず、この仕事のどこがつらいのかを問い、そこから手を打ちます。
- 得られるもの
-
691件の相関係数をまとめたメタ解析によると、先延ばしと強く安定して関連していたのは、仕事への嫌悪感、締め切りまでの距離、自己効力感(自分にできると感じること)、衝動性、そして誠実性とその下位要素(自己管理、注意散漫になりにくさ、整理整頓、達成動機)でした。神経症傾向、反抗性、刺激希求と先延ばしの関連は弱いものでした。著者は、これらの結果を時間動機づけ理論で説明しています。目の前の仕事の魅力は、報酬が遠くなるほど急速に小さくなるという理論です。
- 補足
-
効果の大きさは「中」としました。これらの研究は方向性だけを示しており、どれだけ時間が省けるかは測られていません。具体的な行動は第4節第1項(「何時に、どこで、何が起きたらするか」と書く)、第4節第7項(大きな仕事を小さな作業に分ける)、第4節第8項(外からの締め切りがない仕事に日付を決める)を参照してください。これは相関研究の総括で、どちらが原因かは分かりません。
- 根拠のレベル
- A : メタ分析・大規模コホート・ランダム化試験の具体的な数字がある。法律・制度は条文や公式資料に当たっている.
- 出典
-
- Steel P (2007). The nature of procrastination: a meta-analytic and theoretical review of quintessential self-regulatory failure. Psychological Bulletin, 133(1), 65–94. https://doi.org/10.1037/0033-2909.133.1.65
中国語の原書からの翻訳です。 原書 第 4 節 第 9 項. 内容が古くなっている場合があり、制度は地域によって違います。実際に手続き・受診・裁判をするときは、窓口・医師・弁護士の説明に従ってください。 免責事項